オシム語録

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ブラジルにロナウジーニョがいることは貴方達が書いているほどのアドバンテージではない。
彼は最もアトラクティブな選手であり、観客を楽しませることができる特別なステータスを持った選手だ。
しかしパリ・サンジェルマンでも彼は同様に才能ある選手だったが、バルセロナのようなプレーはできなかった。
つまり彼は他のチームメート次第ということだ。
2006-02-01 Jutarnji-list紙
リエカの監督を辞任したエルビス・スコーリアを気の毒に思う。
1年半の間、人々は彼を賞賛してきたにもかかわらず、監督の座を引き摺り下ろされてしまった。
教訓は明らかだ。人々が賞賛している時がもっとも危険である。
もし賞賛されたら、直ぐにチームから逃げるべきだね。
2005-11-01 Sportske Novosti紙
(いつかヨーロッパのクラブの指揮を引き受ける可能性について聞かれ)
「それについて語るのは難しいね。
ある時点で監督人生に終止符を打ち、残りの人生はサッカーを観戦しながら楽しむものだと思っていた。
しかしそれは不可能だ。一度でもサッカーに感染してしまった者は、永遠に(サッカーと共に生きることを)覚悟しなくてはならない。
例えばチーロ(ミロスラフ・ブラジェヴィッチ)。彼は決してサッカーと別れることはできないだろう。
ボビー・ロブソンをはじめ、どの監督にとってもそうだ。誰が(サッカーなしで)どれだけ耐えられるかだろうね。
拒否するのが難しいほどのオファーはもちろん存在するだろうが、そのようなオファーがイヴィツァ・オシムのためにも存在するというのかね?
私にはそんなオファーがあるとは確実には言えない。
ヨーロッパはとりわけ流行的な手法に傾きがちで、その流行の必要性を監督にも求めようとする。
ある監督がモードに遅れたとしたら、若い監督達が順を追って現れる。若い監督達はより真面目で、より寡黙で興味深い人間ではあるのだが、次第にアグレッシブな輩へと変貌してしまう。
私はいつも同じだけどね。」
2005-09-01 Sportske Novosti紙
既に日本の生活は3年目になるわけだが、と聞かれ)
「我々の国の人々はいつもお金を通して全てを見てしまう傾向がある。
私は違う。日本に来たのは金銭面が動機になったのではない。
意地から日本に来たわけであり、頑固さから日本に来たんだ。
詳細を語るのは重要ではないが、私の内面にあったある不安やプライベートな事柄が問題となった。
だからまず自問自答した。
"イヴィツァ、ここで何がしたいんだ? しかしもうここにいるんだから、ほら働けよ"。
1年、そして1年が経ち、もうここで3年目だ。」
0000-00-00 Sportske Novosti紙
新たな選手のコンビネーションを形成するための時間はいつも必要だ。
今日のプロサッカーで、ただ"働け" "走れ"と誰かを追い立てるのならば、クラブに監督など必要ではない。
それならば、むしろ警察官が必要だよ!
選手とチームの価値を見る時にはもっと平穏と客観性が必要だ。
もしそれがないならば、既にスタートの時点で全てが間違ったことをしているのだ....
0000-00-00 Vecernji-list紙
ミルコ・クロコップは日本でビッグスターだが、彼が専念しているのはカルト的なスポーツの一つだ。
激しい剣闘のようで、生きるか死ぬかの闘いのようだよ。
見ることは容易いことではないが、クロコップは一度素晴らしいことを言っていたね。
"見ることが出来ない者は、見る必要はない"、とね。
私は完全にミルコに同意するよ。私もこう問う。
"私達全員は毎日、存在を賭けた闘いに立ち向かっていないのではないのかね?"
事実、あの格闘技のある部分は非常にエレガントであり、私達にも受け入れられるものだ。
本質は誰もが生き残るために戦っているのだ。そしてどの国でも勝利者だけが認められる。
喜んでクロコップを見ているよ。もしかしたら、いつか彼と知り合えるかもしれないな。
2003-12-01 Sportske Novosti紙
日本はただ今、22時30分。ちょうどトレーニングから帰って来たところだよ。
0時まで家の中をうろうろして、それか横になって3時間半眠るんだ。そして目覚まし時計が鳴り、テレビの前に行くのさ。
日本では3時45分からチャンピオンズリーグ8試合のうち5試合が生放送され、それを見なくてはならないからね。
その5試合の中でも本物の試合を選択して見ることを望んでいるよ。
深夜放送と共に生活するのはチャンピオンズリーグがある日だけではない。日本では毎日深夜にヨーロッパのサッカーを放映しているのだ。全てをフォロー出来るよう努力しているし、どんな情報もキャッチしている。
2003-10-01 Sportske Novosti紙
アイデアが存在する間は常にアクティブになる必要がある。
同じことを繰り返すようになると人間は終わりだ。
今の私には仕事なしの状況が考えらない。
金のためではない。いつも金は私にとって重要じゃないことだ。
2003-10-01 Sportske Novosti紙
私はサッカーにおける共産主義に賛成ではない。つまり個人技に頼る選手やエゴイストに何も反対はしないということだ。
どのチームも様々なプロフィールの選手から構成されねばならないという事実に敬意を払っている。
しかし、コレクティブに機能できない選手や、自分の利益をチームの利益へ従属する準備のできない選手は今日、どのチームにおいてもプレーできないものだ。
0000-00-00 Sportske Novosti紙 日韓ワールドカップ・ガイドブック
全てがダイナミックさの中にある。ダイナミックにできる者は、どんな相手もやっつけられる。
メキシコは信じられないようなプレーテンポで、アルゼンチンにも限界があることを示した。
目の前にある全てを倒しているドイツのテンポも一例だ。
ワールドカップで起こっていることは、プレーがどの方向へ進むかの指針となっている。
またドイツ・ワールドカップの日程リズムは、アイデアで生きている選手達を破壊している。
それが全てのディテールとなっており、このディテールについてFIFAは考え始めなくてはならない。
もしかしたらプレーのルールの変更すら必要かもしれないよ。
なぜなら(フィールドの)10人の選手で観客が求めるダイナミックさに応えるのはどんどん難しくなるだろうからね。
2006-06-01 Sportske Novosti紙