私はサッカーにおける共産主義に賛成ではない。つまり個人技に頼る選手やエゴイストに何も反対はしないということだ。
どのチームも様々なプロフィールの選手から構成されねばならないという事実に敬意を払っている。
しかし、コレクティブに機能できない選手や、自分の利益をチームの利益へ従属する準備のできない選手は今日、どのチームにおいてもプレーできないものだ。
0000-00-00 Sportske Novosti紙 日韓ワールドカップ・ガイドブック
全てがダイナミックさの中にある。ダイナミックにできる者は、どんな相手もやっつけられる。
メキシコは信じられないようなプレーテンポで、アルゼンチンにも限界があることを示した。
目の前にある全てを倒しているドイツのテンポも一例だ。
ワールドカップで起こっていることは、プレーがどの方向へ進むかの指針となっている。
またドイツ・ワールドカップの日程リズムは、アイデアで生きている選手達を破壊している。
それが全てのディテールとなっており、このディテールについてFIFAは考え始めなくてはならない。
もしかしたらプレーのルールの変更すら必要かもしれないよ。
なぜなら(フィールドの)10人の選手で観客が求めるダイナミックさに応えるのはどんどん難しくなるだろうからね。
2006-06-01 Sportske Novosti紙
もしコートジボアールにドログバがいなかったならば、もっと彼らは良いプレーをしていたかもしれない。ドログバはチームの唯一のワールドクラスの選手として如何なるボールを貰わねばならなかったし、一人でチャレンジしなくてはならなかったからね。
ブラジルはあっさりと準々決勝までやって来た。彼らはもっと強くなれるし、良くなれるはずだが、勝利者であるべき姿からは程遠い。
2006-06-01 ボスニア・Avaz紙
ウクライナのプレーはサッカーの反ブロパガンダだ。
シェフチェンコがゴールを決めるかペナルティエリアで倒れることを待っているにすぎない。
それはサッカーにとって恥だ。
運営者がワールドカップから彼らを追い出すか、私たちがイタリア戦を見ないことが最も良いのかもしれない。
とはいえ、私はその試合を見ることも今かと待っている。彼らがどこまで行けるか知りたいからね。
2006-06-01 ボスニア・Avaz紙
なぜこんなに汚く危険なプレーがされていることを私は説明することができない。
審判には難しいだろうが、汚いプレーは罰しなくてはならない。しかし、3枚イエローカードを出しているようでは("クロアチアvs.オーストラリア"のシムニッチのケース)、審判が試合を壊してしまったことになる。
選手達はとりわけ神経質だし、荒いし、規律に欠けてしまっている.....。
これは選手が飽和状態にあったり、疲れや試合の重さが理由かもしれない。
けれどもお金は間違いなく理由じゃないよ。なぜなら選手の多くが豊かなクラブでプレーしており、ワールドカップではさほど稼げないからだ。
2006-06-01 ボスニア・Avaz紙
ワールドカップの現時点でのトレンドは人生と同じだ。
トレンドは勝利であり、成功である。しかし、どのように成功まで至るかについては誰も聞かない。
チームにプレーと知識とパワーを結びつけることに成功したものが勝利する。
そのようなフォーマットのもと、次のようなサッカー選手がチームの土台となる。
背が高く、パワーがあって、プレーと闘争、そして戦争の準備が出来ているサッカー選手だ。
今日成功しているチームの多くの構成は非常に似ている。
クラブと代表の多くがドログバやトニのような背の高いFWを一人置き、それを周囲に攻撃的なプレーを形成するというもの。
唯一、バルセロナだけが現時点で異なる。
2006-03-01 Sportske Novosti紙 W杯ガイドブック
バルセロナが年間の全ての目標を狙いに行った時、つまりチャンピオンズ・リーグ、クラブ世界選手権、リーガエスパニョーラを制覇しようとするならば、次のような問題が出てくるだろう。
"選手達は更に代表のために力を出すことができるのか"ってね。
2006-03-01 Sportske Novosti紙 W杯ガイドブック
サッカー選手はその昔、ワールドカップのために生きていた。
地球上のサッカーの祭典は、世界が4年間に渡って準備した特別で力強い挑戦の場であった。
しかし、今日ではサッカーライフは根本から変わってしまった。
欧州そして世界のクラブの王冠というべきチャンピオンズ・リーグはワールドカップよりもレベルの高い大会となり、毎年開催される上にメディアがしっかり放映することによってビッグマネーが飛び交っている。
ワールドカップにとっては大きな危険だ。
2006-03-01 Sportske Novosti紙 W杯ガイドブック
(どこの国がブラジルと対抗できるか?と聞かれ)
「ドイツだよ! クリンスマンはドイツ的なサッカーの視点でラジカルな変化を与えた。ビジョンを持ち、偉大な選手なしでアグレッシブなチームを作ったよ。ドイツ人は日本人のようにファナティックで諦めることを知らない。選手達はアスリートの身体を持った本物の剣闘士だ。ホームでプレーすることで、観客はこれまでのドイツ代表にはなかったほどの応援をすることだろう。
(オランダの)ファン・バステンのディフェンスも気に入っている。見るのが楽しいね。
イタリアについては誰も話さないけど、あの世代の選手は最高の外国人達とプレーし、非常に経験のあるチームだ。
アルゼンチンは最も汚いチームだけどね....」
2006-02-01 Jutarnji-list紙インタビュー
残念ながら現在は多くのケースにおいて、どんなサッカーをプレーするか決めるものが金となってしまっている。
金がサッカーを求めている。なぜなら結果なしではスポンサーはなく、スポンサーなしでは金がないからだよ。
この社会は明らかに金なしでは抜け出られないほど閉ざされてしまっている。金銭がサッカーの芸術的な部分を殺してしまったのだ。
フィーゴが大金を積まれてバルセロナからレアルに移籍した時、非常に興味深い質問を投げかけたね。
"このだけの金のために私はレアルに何を与えればいいんだろうね"、と。答えは自分一人で出していかねばならない。
ある時代、サッカーにかかわる全員が貧しかった。
ある時代、サッカーは貧しい人達のための貧しい人達による遊びだった。
しかし今日では全てが大きく変ってしまった。特別な金持ちのサッカー選手を生み出した一方で、貧しい人達が客席から夢見ることすらできないほどの金銭を得た選手達を見ている。
選手達はサポーターの"それだけ稼いでいるのだから、どんなプレーをするんだい?”という脅迫めいた問いがプレッシャーとなるのさ。
自分の稼ぎを正当化しようと、選手達はどんなボールに対しても走り、戦い、そして"殺しあう"。
それは監督の戦術だけによるものではないんだ。金のせいで今日のサッカーは剣闘士的な要素を引き入れてしまった。
2002-01-01 Sportske Novosti紙 日韓ワールドカップ・ガイドブック