新シーズンが始まるときに大事なのは、
健康であり新たな気持ちを持つということ。
それを踏まえたうえで、今日の話ができる。
結果はそんなに大事ではなかったが、
試合には常に結果がつきもの。
2006-02-19 ちばぎんカップ 試合後の会見
Q,今季で4年目の指揮となりますが、抱負を教えてほしい。
皆さんが上を向いて聞いてみてください。
ひょっとすると答えが返ってくるかもしれませんよ(笑)。
私の口から、今季に関して何ができるかは言いにくい。
他のチームは大きな補強をしてきた。
たくさんのチームが上位を狙っているし、
白熱した争いになるのは間違いないだろう。
そういう意味で、ジェフは今までよりも大変なシーズンだと思っている。
今季、ウチがどういうシーズンを送れるのか、
誰とも約束はできないしウソもつけない。
2006-02-19 今季で4年目の指揮となりますが、抱負を教えてほしい。との問いに答えて
お前が一番長く、このチームの中にいるんだろ。
それは聞いた。
お前はこのチームのすべてを知っているんだろ?
何で、このチームは勝てないんだ。
お前はここで選手、指導者も経験している。
なぜ、このチームが勝てないのは分からないお前がいること自体が、
ジェフが勝てない理由なんだ。
2005-12-27 週刊サッカーマガジン1059号「サッカー景 5人のオシム」より
今年のJ1は全体として盛り上がったいいシーズンだった。
最後まであれだけの僅差で競ったことはレベルが上がっていることの証明でもあるし、
各チームに大きな経験を与えただろう。
プレミアやセリエA、リーガなどに個性があるように
Jリーグとはこういうリーグだという方向を示せたのではないか。
そして王座には最も相応しいチームが就いた。
1シーズンで87得点を取ったG大阪が戴冠したことは賞賛すべきだ。
失点の多さをくさすのはまったくナンセンスだ。
2005-12-23 エルゴラッソ 12/23.24日号「イビツァ・オシム 2005のあとで…」より
クリスマスも近いですが、
まずクリスマス以前に実際ヨーロッパでは長い間ちょっとした戦争が起こっていました。
例えばそれがアフリカでも起こっていて、
クリスマスから子供達はすごく離れた存在にあった。
もちろんクリスマスが出来る環境であって欲しい。
そして日本に生まれたということは、戦争から今はかけ離れている。
それはすごくすばらしいことですし、
ある意味運をもっていたということもあるでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃん、
お父さん、お母さんに見守られて日本でサッカーをしていて、
将来的にサッカー選手になれる子どもたちもいるでしょう。
そうじゃない子どもたちもいるかもしれないけれど、
みんなが幸せであってほしい。
2005-12-22 BSジャパン サッカーTVワイドより
残念なのは、セレッソの選手たちはリーグ優勝を逃して、
その悔しい気持ちを今日の試合にぶつけ、
すごく気迫のあるプレーをしていた。
それに対し、
うちの選手はすでにオフに入っているかのような選手たちが何人かいた。
そこがすごく残念。
プロの選手なのだから、最後まで戦うべきだ。
ただ、うちの話とは別に、セレッソはよく戦い、気持ちを持って戦った。
体も強く、速いプレーも実践した。
内容的にもセレッソはよかったと思う。
とにかく、ここまで足を運んでくれたサポーターのみなさんに、
残念で申し訳ない気持ちだけど。
もし、私がこのチームに残るとしたら、何が足りないのかということを、
今日の試合を通していえるだろうし、
また、今日の試合を見てもらっていれば、
それをいう必要もないと思っている。
みなさんは、本当のジェフを今まで見ていなかったのかもしれない。
2005-12-10 C大阪戦後の監督会見より
まず、私が続けるかどうかは重要ではない。
一つは現場だけがビジョンを掲げるのは簡単だが、
その前にクラブ全体がビジョンを持たないといけない。
ジェフは各ポジションに質のある選手が足りない。
もし、質のある選手を連れてこれたとしたら、
今季の経験を生かして一から考えるべきだろう。
あるいは、いい選手を 11人そろえられたとしても、
レギュラークラスの選手と競争するプレーヤーも必要。
(中略)
この3年間、私の話をこうやって聞いていただいで、皆さんに感謝している。
すごく残念なのは、私が成功できなかったことだ。
選手たちにも残念だと思っている。
ただ、そういうこともサポーターには理解してほしい。
こういうことで、みんなが何かを学んでくれたらいい。
人生の中でそういうことを何とか成し遂げて、
祝福するということが大事なのだ。
2005-12-03 名古屋戦後の監督会見より「来季のビジョンについて」
「たなぼた」という言葉は、母国にはない。
ぼたもちが五つ見つかっても、優勝は難しいだろう。
5試合の結果がかみ合わないといけないのだから。
可能性があることは知っている。
しかし、私は現実を見て話をしている。
2005-12-02 毎日新聞
今日の試合がどうだったとかは、正直どうでもいい。
個人的な気持ちだが、今日の試合にウチは勝ったものの、遅すぎた。
今まで勝てる試合を取りこぼしていなければ、
今日の勝利を喜ぶことができるだろうが…。
逆に、ガンバはリーグを通じていいプレーをしてきた。
ウチがガンバに勝ったことで、
優勝の可能性をつぶしてしまったかもしれないという悲しみがある。
ウチ、そしてガンバ、両者のためにならない現実だ。
笑っている人もいたが、決して笑いごとではなく、
今日の勝利は悲しみだ。
そのような視点で私は見ている。
試合前に音楽をならしていたが、それはどうだったのだろうか。
選手の耳に届いたのだろうか。
しかし、それでも人生は続いていく。
2005-11-26 G大阪戦後の監督会見より
結局、結果を出したいい監督だからといって、
別のチームに連れてきても同じように力を発揮するとは限らないわけです。
例えば、私はアリーゴ・サッキがいる時のACミランの練習を見に行ったことがある。
アーセン・ベンゲルのいる時のアーセナルの練習も見に行ったこともある。
いろんな方法で、違うレパートリーでやっている。
参考にはなる。しかし、アーセナルの練習を見たからといって、
アンリと巻を比べることなんてできないでしょう。
向こうでできたことが、ここでできるとは限らないわけです。
それぞれの場所でやっていることなのです。
重要なのは自分の所にいる選手が何ができるかということを見ることなのです。
2005-11-25 月刊プレイボーイ 「PLAYBOY INTERVIEW」より3