日本人はシステム論議が好きらしいが、
システムは保証でしかないことを理解したほうがいい。
システムの奴隷になってはいけないのだ。
2003-05-15 2003年5月15日発売 Number575誌上にて
無数にあるシステムそれ自体を語ることに、いったいどんな意味があるというのか。
大切なことは、まずどういう選手がいるか把握すること。
個性を生かすシステムでなければ意味がない。
システムが人間の上に君臨することは許されないのだ。
2003-08-07 2003年8月7日発売 Number582誌上「オシムのサッカー構造改革。」より
日本のメディアは代表やクラブのシステムについて、よく論評すると聞く。
それはナンセンスではないかと思う。
システムというのは、その時のベストメンバーはだれで、どう組み合わせるか。
対戦相手がどんなチームかで決まっていく。
試合の流れで、選手自身が相手に対応した動きをしながら、変わっていくこともある。
一つのシステムに凝り固まるようでは、選手の顔ぶれだけでなく、
プレーの質も限られてしまいかねない。
2005-01-11 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より