オシム語録

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ジェフ

優勝経験がないからか、市原の選手は勝ち方を知らない。
これまでも、相手を恐れてミスを連発し、崩れてしまうことがあった。
大事なのは「自分たちはもっとできる、勝てる」と信じること。
そのためには、どんな状況でも、自分は何をなすべきかを把握しなければならない。
実戦に近い練習試合や狭いスペースでのパス練習を繰り返してきた。
強くなったと言われるが、選手には、まだまだ伸びしろがあると思っている。
2004-10-19 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より(1)
市原に優勝を期待する人には、その根拠を聞きたい。
戦力、財政力、観客数……。どれか一つでも日本一のものがあるだろうか?
2005-01-25 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より
コーチが変わっても、やることは変わりません。ジェフはジェフです。
監督、選手、コーチが変わっても、「ジェフ」というチームは続いていきます。
誰がいなくなっても、ジェフは続きます。
たとえスポンサーが撤退しても、サポーターが残っています。
みんなで話し合ってジェフは続いていくでしょう。
2005-02-27 2005ジェフユナイテッドオフィシャルイヤーブックより
とにかく、ここ(ジェフ)には一緒にやってきた人たちとのいろんな交流があり、
積み上げてきたものがあります。
だからこそ、私はここで監督を続けることを決めたのです。
2005-02-27 2005ジェフユナイテッドオフィシャルイヤーブックより
ビッグクラブはベンチ組が騒ぎを起こす可能性があるが、
ジェフはそんな心配もできない。
2005-03-03 日本経済新聞朝刊「Jリーグ 挑む監督3」より
実際に、チームが変わっているのは事実。
ジェフは毎年、選手を変えるようなチームではない。
そういう意味ではチームに長く残っている選手が経験を持ち、
そして成長していくようなチームだと思っている。
このチームは毎年、いい選手を買ってくるようなチームではない。
当然、長い間選手が一緒に戦って、一緒に食事をして、一緒に寝ていれば、
団結が生まれるようなもの。
そこは残していかなければいけない部分だ。
ジェフは日本のリーグでは珍しくその形を取っているチームといえるだろう。
それしか方法がないんだけどね。
2005-04-13 開幕5試合を振りかえって
ジェフの監督になって3年目だが、
それまで中位で甘んじてきたチーム。
それなら下で降格争いをしたり、
2部に落ちていた方が、
自分たちがやるべきだという気持ちになっていたかもしれない。
ちょっとしたことで満足してしまうというメンタリティーがある。
中間順位で上でもなく、下でもなく、穏やかな人生で、
それにはまっている選手が多い。この市原という町もそうです。
6位で上に行こうとしていて、
ナビスコでも準決勝に進んでいるのに観客は3000人。
チームも環境も、
この町にJリーグのチームがあることで満足している。
それじゃ意味がない。私はそれじゃ満足できない。
何を成し遂げるかが大事で、チームの挑戦が大事なんです。
だれか有名な選手がいるとか、そういうことではなく、
成し遂げようという勇気を選手も、町の人も持たないと。
何度もチャンスがあるのに、そこで誰かがやろうとする、
お金を投入するとか、何かをやらないと成し遂げられない。
ただ周りは、選手はプレミアをもらっていい車に乗って満足していたり、
私は個人的に何かを成し遂げたいと奮闘しているが、ついてくる環境が周りにない。
2005-09-06 週刊サッカーマガジン1043(9/20)号 「逆転 名将が語るメンタリティ」より2
お前が一番長く、このチームの中にいるんだろ。
それは聞いた。
お前はこのチームのすべてを知っているんだろ?
何で、このチームは勝てないんだ。
お前はここで選手、指導者も経験している。
なぜ、このチームが勝てないのは分からないお前がいること自体が、
ジェフが勝てない理由なんだ。
2005-12-27 週刊サッカーマガジン1059号「サッカー景 5人のオシム」より
私が選手たちに二人部屋を提案したにもかかわらず、選手たちは一人部屋で寝ている。
でもフロントと対立するような選手たちではないよ。
2005-02-01 クロアチア:Vecernji-list紙
組織されたクラブだ。選手は黙って働く。脱線することはない。
私は誰かに怒鳴り声を上げたい衝動に思いっきり駆られる。
それが私の楽しみの一つであるにも関わらず、怒鳴り声を挙げる対象が無い。それが私には不愉快かな。
トレーニングで選手達は時速200kmの勢いで行い、少なくとも10枚のレッドカードが出るようなタックルをする。そこで抗議などなく、手を差し出してトレーニングは続く。
祖国で同じことがあったとしたら選手間で何が起こるかなんて想像したくもないよ。
また私は選手をトレーニングから追い払わなくてならない。それは出場機会を得られずアピールしたい選手だけの話ではなく、レギュラーの選手もそうだからね。慣れるのには時間が掛かったよ...。
2005-09-01 クロアチア:Sportske Novosti紙