オシム語録

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ジェフ

ジェフの監督になって3年目だが、
それまで中位で甘んじてきたチーム。
それなら下で降格争いをしたり、
2部に落ちていた方が、
自分たちがやるべきだという気持ちになっていたかもしれない。
ちょっとしたことで満足してしまうというメンタリティーがある。
中間順位で上でもなく、下でもなく、穏やかな人生で、
それにはまっている選手が多い。この市原という町もそうです。
6位で上に行こうとしていて、
ナビスコでも準決勝に進んでいるのに観客は3000人。
チームも環境も、
この町にJリーグのチームがあることで満足している。
それじゃ意味がない。私はそれじゃ満足できない。
何を成し遂げるかが大事で、チームの挑戦が大事なんです。
だれか有名な選手がいるとか、そういうことではなく、
成し遂げようという勇気を選手も、町の人も持たないと。
何度もチャンスがあるのに、そこで誰かがやろうとする、
お金を投入するとか、何かをやらないと成し遂げられない。
ただ周りは、選手はプレミアをもらっていい車に乗って満足していたり、
私は個人的に何かを成し遂げたいと奮闘しているが、ついてくる環境が周りにない。
2005-09-06 週刊サッカーマガジン1043(9/20)号 「逆転 名将が語るメンタリティ」より2
実際に、チームが変わっているのは事実。
ジェフは毎年、選手を変えるようなチームではない。
そういう意味ではチームに長く残っている選手が経験を持ち、
そして成長していくようなチームだと思っている。
このチームは毎年、いい選手を買ってくるようなチームではない。
当然、長い間選手が一緒に戦って、一緒に食事をして、一緒に寝ていれば、
団結が生まれるようなもの。
そこは残していかなければいけない部分だ。
ジェフは日本のリーグでは珍しくその形を取っているチームといえるだろう。
それしか方法がないんだけどね。
2005-04-13 開幕5試合を振りかえって
お前が一番長く、このチームの中にいるんだろ。
それは聞いた。
お前はこのチームのすべてを知っているんだろ?
何で、このチームは勝てないんだ。
お前はここで選手、指導者も経験している。
なぜ、このチームが勝てないのは分からないお前がいること自体が、
ジェフが勝てない理由なんだ。
2005-12-27 週刊サッカーマガジン1059号「サッカー景 5人のオシム」より
今日は、私がジェフに来てから最もいい試合だった。
2004-03-20 横浜戦後の会見にて
私が選手たちに二人部屋を提案したにもかかわらず、選手たちは一人部屋で寝ている。
でもフロントと対立するような選手たちではないよ。
2005-02-01 クロアチア:Vecernji-list紙
市原の監督を引き受けたのは、
「あるものを生かして結果を残す」という自分のビジョンにあったからだ。
ここまで予算がなく、観客も少ないクラブだとはわからなかった。
しかし引き受けると決めたのだから、がっかりしている場合ではない。
「他にもっといい選手やチームはある」と言うのは簡単だ。
市原には実際、選手を買う資金などない。
しかし前向きに考え、進んでいきたい。
2004-10-19 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より(2)
ポジションうんぬんというより、コンビネーションによるトータルサッカーを目指したい。まだまだ
ジェフは程遠いが、夢を見るわけではなく、しっかりとした自分たちのものを作りたい。
2003-07-12 仙台戦後の監督会見で、「監督には、選手のポジションの先入観はまったくないのか。」の問いに
レアル・マドリードは攻撃的なサッカー、
マンチェスター・ユナイテッドは早いプレー、
ナントはテクニックのある選手ばかり。
自分たちのスタイルを確立することが、多くの観客を呼ぶ。
―じゃあ市原のスタイルは?
(中略)いつも中間の順位。曜日で言うなら穏やかな日曜日だね。
2003-08-16 2003年8月16日発行 スポーツニッポン紙の取材に応えて
今のジェフは、相手にプレーをさせないことで成り立っているチーム。
これからは、自分たちのプレーをして勝つチームになっていかなければいけない。
2004-03-20 横浜戦後の会見にて
優勝経験がないからか、市原の選手は勝ち方を知らない。
これまでも、相手を恐れてミスを連発し、崩れてしまうことがあった。
大事なのは「自分たちはもっとできる、勝てる」と信じること。
そのためには、どんな状況でも、自分は何をなすべきかを把握しなければならない。
実戦に近い練習試合や狭いスペースでのパス練習を繰り返してきた。
強くなったと言われるが、選手には、まだまだ伸びしろがあると思っている。
2004-10-19 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より(1)